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【発酵思想 vol.0】感謝経済を提唱する思想家・千葉恵介とは?

みなさま、始めまして。千葉恵介と申します。

今回から、コラムを書かせていただくことになりました。

僕は、小泉と同じ22歳で思想家をしています。

「あなたは何者?」と思われると思いますので、僕が何を考え何しているのかについて書かせていただきます。

僕は、感謝経済という概念を提唱し、ポスト資本主義ではなく、資本主義0.0を目指すべく贈与という人類が何万年も前から続けてきた営みへの原点回帰の経済を醸しています。

現在、僕らが慣れ親しんでいる”お金”を媒介することなく、”ありがとう”の気持ちを媒介することで贈与を行う営みが感謝経済です。

これは、交換ではありません。見返りを求めない贈与の「循環」によって成り立つ経済なのです。

そのため、感謝経済ではお金のような数値化による定量評価ではなく、サンクスレターという「ありがとう」の定性的な評価を軸にしたモデルを模索しています。

困っている人がいたら助けるのと同じことです。良心的な人であれば、困っている人から「助けてあげたんだから、見返りをよこせ」と言わないのは当然です。

しかし、市場経済という無機質な商品取引の世界においては、「見返りに金をくれ」というのが当然のように行われています。

お金というツールは、道具ではなくいつしか目的になり、相互扶助というお互い様お陰さまの精神が失われつつあります。

少し余談ですが、会計を表すfinance(ファイナンス)という言葉は、ラテン語のFinisが語源とされており、その意味は「終わり」を表しています。

つまり、お金というものが終了を示しているということです。

日本語にも”金の切れ目が縁の切れ目”ということわざがありますが、まさに、無自覚のうちに人と人との関係を断つ手段としてお金が使われています。

この傾向は、都市である東京では強く感じます。お金というツールさえ渡せば、欲しいものが手に入るため、一言も話さずとも好きなものを手にすることができてしまう。

その結果、無縁社会が形成されていきました。隣に誰が住んでいるのかもわからない。イヤホンをして電車に乗り、コンビニで弁当を買う。

一言も話すことなく、人との関係性がなくても生きられるような幻想社会が東京という大都市では現実になっています。

その弊害として、うつ病やパニック障害などいわゆる精神病になる人が増え、身体が疲弊しています。

話が脱線してしまいましたが、お金というツールが浸透しすぎたことによって、人と人との関係性が否応無しに断たれ、自立が求められ、1人で生きていかねばいけない幻想社会を生み出しました。

しかし、人間は本来一人では生きていけない動物です。支え合って”生かされ”あうのが人間です。

そこには助け合いが必要ですし、気持ちと気持ちの営みがあるはずです。

決して、その関係性や気持ちは相対的な指標(お金)で数値化できるものではありません。

感謝経済は、人間の本能は競争原理ではなく贈与原理で成り立っているという前提のもと見返りを求めない恩贈りが行き渡る手段としてお金ではなく「ありがとう」を潤滑油として用いています。

感謝経済は、資本主義の世界でも見ることができます。

電車に乗っているときに、足の不自由な人に席を譲るような気遣いもまた感謝経済です。

そこでは、感謝のやりとりが行われており、金銭取引も物々交換も存在していません。

そして、なぜ、人間の本能が競争原理ではなく贈与原理なのか?についても触れたいと思います。

本能というのは無意識の反射的な反応です。

人間の本能は、競争原理だから、その競争原理を用いた経済が市場経済でした。

今まで幾度となく、戦争が起きたり、侵略したりしていたのも本能が競争を求めていたからだと言われています。

しかし、本当にそうでしょうか。日本は災害大国です。2011年の3.11は記憶に新しい大災害でした。

その時、渦中にいる東北人々は、人よりも先に逃げた人もいるかもしれません。

しかし、多くの人が誰かを助けたり、助けたことで自らも亡くなった方もいました。

震災だけに限った話ではありませんし、日本に限った話ではありません。

電車のホームに転落した人を命がけで助けたという話も聞きます。

もし、人間の本能が利己的な競争原理だとしたら、なぜ自分の命を危険に晒して人を助けるのでしょうか?

僕らは、競争原理が本能だと洗脳され、本当にそうなのかということを考える猶予もなく、変わることのない真理だと思い込まされていたのではないでしょうか。

むしろ、他者を思いやり、無償の贈与こそが人間の本能ではないかと思うのです。

こうしたように、感謝経済というイデオロギー社会を資本主義に対抗して創るのではなく、資本主義という枠組みの中の市場経済では満たしきれない、精神的豊かさを追求する一部分として感謝経済を醸していこうとしています。

千葉恵介

1996年岐阜県生まれ。思想家。
感謝経済という見返りを求めない贈与の循環を滑らかにする潤滑油として「ありがとう」を用いた経済を提唱し、共感する人たちと共に醸している。
また、感謝で繋がる恩贈りSNSであるMusubiを開発し、貨幣に頼らない経済を模索中。
参考 【ファンクラブ】一緒に「ありがとう」で成り立つ経済を創りませんか? - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

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