“1分で読める”をコンセプトに湯葉について解説をします。
これを読んで「湯葉食べたい!」と思っていただければ幸いです。
湯葉ってなんですか?
湯葉は豆乳の表面にできる膜です。
種類には、豆乳から採取後に、そのまま水気を切った「生湯葉」と採取後に乾燥させた「干し湯葉」の2種類があります。
<湯葉の製造工程>
- ニガリなどの凝固剤を入れずに豆乳を約80度ぐらいまで静かに煮る
- タンパク質が薄膜になって表面に現れる
- 棒ですくえば、湯葉!
湯葉の注目すべき栄養素
- 必須アミノ酸をバランスよく摂取できる
湯葉に含まれるアミノ酸スコア*1は100なので、質良いタンパク質食品です。
- 豊富なサポニンで質の良い母乳を
抗酸作用を持っているサポニンが湯葉にはたくさん含まれています。この抗酸化作用によって、活性酸素の活動を抑制したり、血液濃度を下げたりするので母乳がサラサラになり、質の良いものになります。
- 豆乳よりも鉄分と亜鉛が多い
鉄分はタンパク質と結合し、全身に酸素を供給します。鉄分を取ることで、貧血になることを抑えます。亜鉛は、タンパク質と結合して存在し、成長や傷の修復に欠かせません。特に日々成長のため細胞分裂を起こす赤ちゃんにとっても重要な栄養素になります。
それらの栄養が、豆乳よりも含まれていることが特徴です!
*1:食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを点数で表したもの
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