みなさんこんにちは、留学経験があるアグクルのこうちゃんです。
はじめに、一言でまとめてしまうと、「甘酒=sweet sake」です。
単語だけ知れればいいよという方はここまでで大丈夫かな...
だけど、外国の方に日本文化を説明する機会って意外とありますよね。
「外国の友人に甘酒について聞かれて、困った」
「甘酒のおいしさや栄養を伝えたのに言葉が出てこない」
こんな悩みに直面した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、甘酒について英語でより詳しく説明できるように解説していきます。
読み終わるときには、外国人の友人やお客様にしっかりと甘酒が分かってもらえるはず。
日本文化を伝えるときっと喜んでもらえるし、交友も深まるでしょう。
ぜひ、最後まで読み進めて、活用してくださいね。
甘酒は英語でなんと言うのか
冒頭に書いてある通り、甘酒は英語で sweet sake と言います。
まさに「甘いお酒」、そのままですね。
発音について、sakeには注意が必要です。「スウィート・サケ」ではなく、「サーキ」みたいになります。そこだけは、間違えると通じないので気を付けてください。
さて、いろいろ文章を書いていこうと思うのですが、先に抑えておきたい単熟語があります。
説明されなくても大丈夫だという人は、先に進んでみてくださいね。
あわせて形容詞もよく使いますので、確認しておいてください。
甘酒と言えば麹(こうじ)菌。その英語訳に登場します。
酒粕(かす)の説明に使います。
複数形で使う場合もあるので、そこにも注意しましょう。typeをkindやsortにかえることもできたりします。
のように使います。便利な熟語なので覚えておきましょう。
会話編「外国人の友人と初詣へ」
さて、単語や熟語の説明のつぎは、実際に英語で甘酒をどう説明するのか、会話形式でみてみましょう。
ある年の瀬、実家に外国人の友人が遊びに来たので、日本文化を体験するために初詣に連れていくことに...
「ゴーン」
除夜の鐘が鳴るのを二人で聞いていると、お巫女さんが甘酒をふるまってくれました。
外国人の彼は興味津々。
(わあ、この白くてあったかい飲み物は何?)
(「甘酒」だよ)
(甘酒?どういう意味?)
(甘いお酒っていう意味だね。甘くて優しい味がするよ。お酒って呼ばれてるけど、アルコールはないし、お酒じゃないんだ。)
(へ~、おもしろいね。)
(とにかく飲んでみようよ。)
ということで、2人で一緒に甘酒を飲むことにしました。
会話に出てきたとおり、「どういう意味か?」What does it mean?と聞かれたら、そのままSweet sakeと答えましょう。
感想はどんな感じでしょうか...
(おーおいしい!とっても甘い!)
(そう。甘酒のこの味と香りが自然な甘さで好きなの。)
(僕もこれ大好きだ!それで、これはどうやってつくるんだい?)
(そうね、2種類の甘酒があるのね。)
(うん。)
(一つ目が麹で発酵させられたお米からつくるもの。麹っていうのはカビだけど、体に害はないよ。お米は発酵させられて甘く柔らかくなるの。私たちが今飲んでいるのがこの甘酒。)
(すごい!)
(二つ目は、酒粕でできていて、こちらはアルコールが少し含まれているの。)
(へ~)
(日本では、甘酒を元日に神社で飲む伝統があるんだよ。)
日本文化に興味のある人なら、これできっと感心してくれるでしょう。
さてさて、甘酒のいいところはただ甘くておいしいだけではありません。体に優しいことも伝えたいですね...
(甘酒がスーパードリンクとして知られていると聞いたら驚くよね。)
(どういうこと?)
(じつは、甘酒は栄養価が高くて、体にとてもいいの。ビタミンがとれるし、消化の助けにもなるんだって。)
(それはすごい!)
(だから、健康のために飲む人もいるよ。)
(なるほど。)
(それと、日本にはたくさんの種類の発酵食品があることを知ってる?たとえば、しょうゆとか、みそとかも日本の伝統的な発酵食品なの。そして、全部体にとてもいいんだ。)
(あ~、味噌汁なら家で飲んだよね!)
これで彼にも甘酒のいいところが伝えられますね。
「いろんな発酵食品を食べて元気に!」ということで、帰ったらお正月のお雑煮も食べさせてあげましょう!
おわりに 食文化を世界に伝えよう
いかがでしたでしょうか。
おいしい、元気が出る甘酒、全世界の人に知ってもらいたいものですよね。
健康面や洗練された文化から、和食への注目は日に日に高まっています。
ぜひ、日本食や日本文化を身近な外国の方にも知らせてあげてください。
英語の教科書を読まなくても、この記事を読んで、あなたが一人でも多くの人と交流できたのならば、とてもうれしいです。
発酵のこうちゃん
すっきりとした自然の甘さで飲みやすい!初めて飲むならぜひ試していただきたいとっておきの甘酒がこちら!