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【5/11更新】感染症の歴史について学べるおすすめの本まとめ5選!

現在(執筆:2020年5月11日)、新型コロナウイルスの発生によって世界は混乱の真っ只中にいます。

外出を控えることで感染拡大に努めることや少しでも免疫力を高めることで、対応に努めることは必要なことです。

しかし今後長期的に考えたときに、

「どうして感染症が起こっているのか」
「感染症はいつから人類を苦しめているのか」
「どうすれば感染症を生み出さないのか」

などを一人ひとりが知り、考えることが平和で豊かな未来をつくっていきます。

今回はそんな感染症の歴史について次世代に発酵を伝えるアグクル代表の小泉泰英がわかりやすく説明をしている本を5つ選びました。

株式会社アグクル代表取締役CEO。1997年埼玉県生まれ。高校卒業後、農学部に進学し、農業や発酵食品に関する学ぶ。

大学在学中の2018年に次世代に発酵を伝えるという想いのもと、株式会社アグクルを設立し、5分で簡単に発酵生活を実現する調味料「おりぜ」や自らが苦手だった甘酒を商品開発によって克服し、苦手な人でも飲める甘酒を開発した。

一つひとつ解説していきますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。

本を買うときのコツ!

アグクルのHPでは新品を買いたい人のためにAmazonのリンクを掲載していますが、中古でもいいよという方のためにおすすめの方法を紹介します。

おすすめな方法は、

  1. メルカリを確認する
  2. ブックオフオンラインを確認する
  3. Amazonマーケットプレイス(中古)
  4. なかったらAmazon(楽天など)で購入する

です。

私は、まずメルカリを見るという習慣を徹底しています。

感染症の歴史について学べるおすすめの本まとめ5選!

感染症の歴史について、以下の5つの本を選びました。

  1. 感染症の世界史
  2. 銃・病原菌・鉄ー1万3000年にわたる人類史の謎
  3. 知っておきたい感染症ー21世紀型パンデミックに備える
  4. 感染症と文明ー共生への道
  5. ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史

感染症の世界史

著者の石弘之さんは環境ジャーナリストとして、環境史関する本を数多く出版してきました。

本書は著者が2018年に出版した「感染症の世界史」という348ページの本です。

全三部構成になっており、第一部では人類の移動に伴う感染病の拡大の話や、地球環境の変化による感染症の話を中心に展開されます。

第二部では、現在世界で問題になっているピロリ菌やインフルエンザ、エイズなどの感染症に触れ、これらの感染症を医学的にではなく、社会学的に考察をしているのが興味深いです。

最後の第三部では日本に焦点を当て、日本の歴史と感染症について書かれています。

感染症の歴史についての入門書として、はじめに読んでみるのがおすすめです!

参考 感染症の世界史 (角川ソフィア文庫) | 石 弘之 |本 | 通販 | Amazon

銃・病原菌・鉄ー1万3000年にわたる人類史の謎

「銃・病原菌・鉄」は世界的にも有名な本で、少し難しい部分もありますが、本格的に感染症や病原菌の歴史について知りたいと思った方にはとてもおすすめです。

「銃・病原菌・鉄」は上下巻があり、それぞれ上が416ページ、下が432ページと合わせて800ページを越える情報量たっぷりの本になっています。

その中でも感染症や病原菌について特に書かれているのが、上の第三部です。

第二次世界大戦までは負傷して死亡する兵士よりも、戦場でかかった病気によって死亡する兵士の数の方がはるかに多かったというところから感染症の歴史に入っていきます。

病原菌は自ら羽を持って飛ぶことができないために、さまざまな伝播方法によって、進化をしてきた歴史なども興味深いです。

単なる歴史ではなく、私たちもこの地球で生きていく中で智恵となる情報がたくさん詰まった一冊です。

参考 文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫) | ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰 |本 | 通販 | Amazon

知っておきたい感染症ー21世紀型パンデミックに備える

著者の岡田晴恵先生は日本の公衆衛生学者で、最近ではメディアにも数多く出演している方です。

本書は2016年に出版された253ページと比較的軽めに読むことができる感染症に関する本になります。

感染症の歴史的な要素は比較的少ないですが、エボラ出血熱やインフルエンザ、デング熱などの感染症についてそれぞれどんな特徴を持っているのかを歴史的側面や、予防方法も踏まえて書き記しています。

2020年に大流行している新型コロナウイルスについては書かれていませんが、2003年のSARSや2016年のMARSについても書かれており、参考になることもあるかもしれません。

参考 知っておきたい感染症 ――21世紀型パンデミックに備える (ちくま新書) | 岡田晴恵 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

感染症と文明ー共生への道

山本太郎さんと聞くと、政治家を思い浮かべる方もいるかもしれませんが本書の著者である山本太郎さんは別人物です。

山本先生は現在、長崎大学熱帯医学研究所教授であり、専門は国際保健学、熱帯感染症学です。

本書の以下のようなことを述べています。

感染症を根絶しようとする努力は将来の新たな感染症の大発生につながるものであって根本的な解決策とはなりえず、病気(病原体)との「共生」こそが必要である。

私たち人類は、感染症撲滅のために今もなお全力を尽くす中で「共生」という意見は大変興味深いものになっています。

山本先生は、2020年3月にも朝日新聞デジタルにて、感染防止策はウイルスを弱毒化させる効果が期待できるとし、最終的にはコロナウイルスとの共生・共存を目指すべきだと話しています。

有料の記事ではありますが、よかったらそちらもご覧いただけるようにこちらに参考リンクを載せておきます。

参考 新型コロナは「撲滅すべき悪」なのか 人類の歴史に学べ:朝日新聞デジタル朝日新聞デジタル

本書も224ページと気軽に読める分量でありますし、今回紹介した「銃・病原菌・鉄」と比べても感染症のことがコンパクトにまとめられているのが特徴です。

参考 感染症と文明――共生への道 (岩波新書) | 山本 太郎 |本 | 通販 | Amazon

ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史

今回紹介する中で最も出版が新しい本がこの本で、2020年2月に出版されています。

アマゾンの新品価格で、4320円(執筆現在)と少しお高いですが、専門用語を使わずに、20の感染症をやさしくビジュアルに解説しています。

イラストや図解が多く書かれていることに加え、最新の情報が掲載されています。

個人的には、「感染症の世界史」や「銃・病原菌・鉄」をメインブックとしながら本書もサブデキストで読んでみるのがおすすめかなと思います。

参考 ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史 | サンドラ・ヘンペル, 竹田 誠, 竹田 美文, ナショナル ジオグラフィック, 関谷 冬華 |本 | 通販 | Amazon

おわりに

いかがだったでしょうか?

感染症の歴史について学べるおすすめの本まとめ5選を紹介しました。

ここで紹介した本は、多くの読者に指示され読み継がれてきた本です。

2020年3月現在、世界は不安定な状況でありますが、みんなで力を合わせることは必要です。

そのための知恵としてヒントになれば幸いです。

素敵な本に出会うことは学びを深めるだけでなく、私たちの人生を豊かにしてくれます。

私たちは知らないことが恐怖なのであり、知ることで人と人がつながり合うことができたら幸せな社会になりましすね。

これからも健康や医療、農業や食に関する本や記事をお伝えしていきます。

発酵のやすくん

次世代に発酵を伝える株式会社アグクルの代表である小泉泰英がお届けしました。

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