
1日目:寮生活から一人暮らしへ。はせを襲った悲劇とは!?
高専出身である私は編入学という形で宇都宮大学に入学した。
中学を卒業すると同時に親元を離れ、高専では寮生活を送っていた。
毎日朝昼夜の三食、寮食が提供されていたため、特に自分で栄養バランスを考える必要はなかった。
食事が提供されていたため、当然料理をすることもない。
そして、そのような5年間の高専生活が終了し、一人暮らしが始まる。
当時は特に栄養バランスを意識せずに、市販の加工食品などに頼った雑な食生活を送っていた。
料理自体に興味はあったが、この時は自炊に対して面倒な意識の方が強かった。
そのような食生活を続けていると、何やら体に異変が起きた。
便秘や腹痛、肌荒れなど、これまでにはなかった体の不調が出てきたのだ。
そのような症状に悩むことで気持ちも落ち込む。
どうすれば良いのだろう。
健康を意識するようになったのはその時からだった。
体の不調を改善するにはどうすればいいのだろう。
インターネットでひたすら調べたり、動画で勉強したり、本を購入して情報を集めたり。
とにかく、できることをやった。
『食物繊維は体にいい』
『肌トラブルは体の内側から改善すべきだ』
『加工食品は体に良くない』
なるほど。
これは今までの食生活を変えなければいけないな。
そんな中で、いくつかの情報にたどり着いた。
それは…
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2日目に続く。
(一人暮らしを始めたばかりの頃の自炊の様子)

2日目はせがたどり着いた情報とは!?料理のきっかけは体調不良から!
そんな中で、いくつかの情報にたどり着いた。
それは『腸内環境の改善で身体や精神の様々な問題が解消する』というものであった。
それまで『腸活』という言葉を耳にしてはいたが、なんだか胡散臭くて信じてはいなかったのだが、体に不調が起きれば話は別。
『どうやら野菜に含まれる水溶性食物繊維が腸内細菌(善玉菌)のエサになるらしい。』
『動物性タンパク質や脂質を摂り過ぎると、それをエサとする悪玉菌が増えてしまい体に不調が起きるらしい。』
不調が治るのであれば腸活を試してみる価値はある。
そう思い、野菜を中心としたバランスの良い食事をすべく、料理についても勉強を始める。
ほとんど毎日料理をするようになり、栄養バランスを意識した食生活を送ることで、身体や精神の不調もいつのまにか解消していた。
食生活を変えるだけで人はこんなにも変わるものなのか。
心からそう思い、引き続き料理に励んだのであった。
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3日目に続く。
(2019.7.19 大学に持参したお弁当)

3日目:腸活を楽しむ手段は料理!そして、ある人との出会い。
『体の不調は内側からから治すべきだ』と言われてはいるものの、実際どうすれば良いのかよくわからなかった中で辿り着いた『腸活』という健康法。
『健康法』と書くと胡散臭く見える気がするためあまり使いたくはないけれど、この『腸活』はぜひオススメしたいと感じていた。
そのような思いから、腸内環境や腸内細菌と様々な病気の関係性であったり、どう食事を改善していくべきかについてさらに勉強を重ね、それと同時に料理も勉強した。
続けているといつのまにか料理が上達しており、様々な場面で人に振る舞う機会も増えてきた。
その中で、
『腸活×料理で人の健康をサポートできるのではないか』
という思いが心の中に芽生えていた。
そんな中、とあるきっかけで株式会社アグクル代表の小泉泰英さん(以下やすさん)と出会うのである。
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4日目に続く。
(2019.8.6 テスト期間中に作った野菜盛り)
4日目:やすさん(代表:小泉泰英さん)との出会い〜初めてのアグクル訪問〜
麹を使用した万能発酵調味料『おりぜ』。
ご飯にかけたりしてすぐ食べられる生ふりかけ『おとも』。
子供でも飲みやすいスッキリとした甘さの甘酒『ありがとう』。
どれも人の健康を考えて作られた調味料や飲み物だった。
『自分がやりたいことに近い』
そう思い、やすさんと会う回数も増える。
そして、
『うちの事務所に遊びに来なよ』
というやすさんの一言で、アグクルにお邪魔をすることになった。
そこには、アグクルメンバーをはじめとした多くの人たちが映った写真が何枚も貼ってあり、社内も和やかな雰囲気でとても居心地が良かった。
それが腸活研究家長谷川が初めてアグクルの社内に入った時に抱いた、アグクルに対する第一印象であった。
話をしていくと、さらにアグクルに対しての興味は深まる。
そんな中でやすさんはあること提案した…。
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5日目に続く。
(2020.1.8 サワラのコンフィ〜バルサミコソース〜)

5日目:はせアグクル加入!〜レストランへ向けて〜
そんな中でやすさんはあること提案した。
『2月からうちで一緒に活動しよう!』
その言葉に対して一つの迷いもなく、すぐに承諾した。
もともと動画・映像を趣味としていた私は、アグクルのYouTubeを始めとしたコンテンツ関連の仕事を受け持つようになる。
活動をしていく中である人に出会う。
話をする中で出てきた一言。
『1日レストランとかいいかもね』
その言葉が、レストランを開くこととなったきっかけである。
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6日目に続く。
(2020.3.11 鹿ロースのステーキ〜チョコレートのソース〜)

6日目:レストラン開催〜ご来店お待ちしております〜
テーマは
【腸内環境を整えて健康に】
健康は腸内環境の改善から。
これは自分自身、身をもって経験したことであり、悩みを持つ人たちの力になりたいと本気で感じていた。
腸内環境にダイレクトに響くのは普段の食生活。
普段の食生活の中に取り入れるべき食品。
意識していてもなかなか難しくて、市販の野菜ジュースなどに頼りがちな人もたくさん見てきた。
そういった人たちの健康を少しでもサポートしたい。
食事を提供するからには美味しいものを。
美味しいものをたくさん食べて健康になれるのは、この上ない幸せなことだ。
自身の悩みをきっかけに学んだ知識、積み上げた料理スキルを駆使することで、多くの方に『美味しい料理』という入り口から『心も身体も健康に』なっていただきたい。
これは、アグクルで活動しなければ決して得られなかった貴重な機会だ。
ご提供するからには、本気で美味しさと健康を求めた料理を作りたい。
腸活研究家長谷川の大学入学から現在までの短編ストーリー。
2020年3月22日、ご来店いただく皆様との美味しく健康的な新ストーリーが刻まれることを楽しみにしています。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
2020.3.21 【試作】おともとハチミツのリコッタチーズ
