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麹は嘘をつかない。失敗から学ぶ「向き合うことの大切さ」

あやか

ここでは私、あやかが思うことを毎週投稿します!

こんにちは、おりぜを子育てしているあやかです❣️

先日、あまこうじの製造に失敗をしてしまいました😓

今日は、おりぜの子育てに失敗したエピソードを振り返り、そこから学んだことをお話したいと思います🌱

いつものように、仕込みをして、保温器の中にお米と麹を入れて、あまこうじの大元ができあがるのを待っていました。

そして、箱を開けてみてみると、なんと茶色く焦げてしまっていました😵

原因は、普通は、6時間保温ですが、前に、8時間保温しても味も美味しく大丈夫でした。

だから、大丈夫だろうと思って、しばらく置いて別のお仕事を優先してしまい、気づいたら10時間保温してしまったためでした。

私は、「ちょっと今、忙しいからこれくらいなら我慢できるよね。大丈夫だよね。待っていられるよね。」と麹に対して思ってしまい、放置をしてしまいました。

そして、そんな自分を責めていました。。。

まるで、私は、この間、公園で見かけた親子のようで。

「ママ聞いて〜!」とわくわくが溢れながら話しかける長女。

「ちょっと今、ママ忙しいから後でね。お姉ちゃんだから我慢できるよね。待っていられるよね。」と言って、その子の妹ばかりをずっと見ているママ。

その長女の子は、一瞬しゅんと寂しそうな顔をして、でも、もう慣れているかのようで、また1人で新しい遊びを思いついたらしく、1人で遊んでました。

でも、その子から、もう、さっきのそのわくわくした話が出てくることはありませんでした。

そのママさんが悪いというわけではないけれど、下の子ばかりをずっと見ていて、わくわくが出てきた時を「待ってて」という言葉で、消えてしまうのは、どこか寂しさを感じました。

今回の私は、麹ではなく、もう一つのお仕事ばかりを見ていて、麹がわくわくしながら、「発酵できたよ〜!」って言ったのを「待っててね」の言葉で、片付けてしまったから、麹は「ちゃんと僕のことも見てよ。」という感じで、寂しさからちょっとムカムカきて茶色くなっちゃったのかなと思いました。

忙しいし、2つのことを平等に見るということはすごく難しいけど、子どもや麹から出てきたわくわくは、もう二度と出てこないモノかもしれないので、ちゃんとその時に、「なーに?どうしたの?」と向き合うことが大事なのだなぁと反省しました。

そんな時、隣で焦げた麹を見ながら、ゆうしさんは、「麹って素直だね。嘘つかないんだね。ちゃんと教えてくれるんだね。」と。

私は、最初に、焦げた麹を見たときは、「なんで焦げるの?」と自分も責めつつ、麹のことも責めてました。

でも、ゆうしさんのその一言を聞いて、こうして、焦げてくれたおかげで、これは、もう、我慢の限界なんだなということを知ることができたんだなぁ〜、待ってて!はよくないんだなぁということに気づけたのだなと思えました。

もしも、焦げていなかったら、私は、また次も大丈夫かなと思って続けてしまっていたと思います。

おりぜの我慢の限界をちゃんと私に伝えてくれたことで、きっとこれから、もっともっといいモノを生み出していけるような気持ちを抱きました。

歳を重ねるにつれて、いい関係性をキープするために、我慢の限界を超えるようなことがあっても、「大丈夫!」と自分に嘘をついて、それがまた新しい我慢になって、ということを繰り返していました。

でも、本当にいい関係性を築きたいなら、素直に、「嫌なことは嫌。」寂しかったら、「ちょっとこっち見てよ。」って伝えることも時には大事なのかなと思ったりもしました。

でも、おりぜやまだ小さいお子さんたちは、うまく言葉にできないから、きっと、焦げたり、表情だったり、感情だったり、行動に現れるんだと思います。

だから、おりぜや子どものちょっとした変化を見逃さないで、ちゃんと向き合うことが大切だなと改めて感じました。

今回の失敗を糧にこれから、おりぜともっともっと大きな愛を育んで、よりよいモノをみなさまにお届けしていきたいと思っております〜‼️

今後ともアグクルをおりぜをよろしくお願いします🍀

あやか

この記事の書き手は、おりぜを育てるアグクルメンバーのあやかこと佐藤綾香でした。

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