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できないところじゃなくて、できるところを見る!

あやか

ここでは私、あやかが思うことを毎週投稿します!

みなさん、こんにちは☀️

おりぜを子育てしています、あやかです。

おりぜのレシピ本「おりぜのいろは」をはぐくみ弁当の日に発行しました。

その中で、おりぜの故郷や想い出のある方々をご紹介しました。

今回は、おりぜの祖先で、お米を作ってくださっている、「農民イシハマ」の石浜さんにインタビューをさせていただきました。

今日は、ご先祖様と出会って、また新たな気づきを得たことで書ききれなかった裏話をご紹介させていただきたいと思います。

おりぜのご先祖様の想いにふれて…🍀

石浜さんとアグクルメンバーで、ディナーに行きました。

石浜さんは、環境に負担の少ない方法でお米を作っていて、おりぜの根底を支えてくださっています。

つまりは、ご先祖様。

私は、初めてお会いしました。なので、石浜さんや田んぼについて色々お話を聞きました。

しかし、いつまで経っても、「お米に付加価値をつけるために環境に優しい方法でお米を作っています!」や「僕の栽培方法はすごいでしょ!」「お米に色んな想いを込めているんだよねー」なんて言葉は、石浜さんの口からは出てきません。

私の「お米に何か想いをこめて作っているんですか?」の問いかけで、初めて、「はい。」と一言。

私は、稲や田んぼにとっても優しい方法で作っていることをもっと誇りに思っていて、全面的に出してくると思っていました。

ところが、お話を聞いていると、石浜さんにとって稲や田んぼに優しい方法でお米をつくることは、特別なことではなくて、当たり前という感覚でした。

「石浜さんは、どんなこと想いながら稲と向き合っているんですか?」と質問すると、

「稲を大切に稲がやりたいように成長させ、実をつけさせてあげるだけだよ。稲の持っているチカラをどうやったらもっと伸ばしてあげられるかなって考えて、そして、足りないところには、稲が持っているチカラを借りながらちょっとだけお手伝いする感じかな。」

「できるよ」といい続けてくれたお母さん

私はこの話を聞いて、また、はっとしました。

私は、小中学校時代、周りの子と同じことを教わって、その時間内で同じようにできなくて、先生には、毎回「なんで、同じことを教えているのにできないの?」って言われる子でした。

だから、私は、先生の前では、自分に自信はない子でした。

でも、家に帰って、赤点を取ったテストの成績を見せても、「あやか、ここできてるよ!すごいじゃん!」「そしたらさ、ここわかったんだから、この問題も、できるようになれそうじゃない〜!次、できるよ!一緒にやってみよう〜」と言ってくれるお母さんがいました。

私にとってこのお母さんの存在は大きかったなと思います。

どんなに学校でダメな子と言われ、自分に自信なんて持てなくなっていても、家に帰ったら、お母さんが、私のできるところをちゃんと見てくれて、私に自信をつけてくれて、また学校に送り出してくれていました。

おかげで、先生たちからは、絶対無理と言われていた進学校にも受かることができ、今、アグクルにいる自分がいます。

できるところを伸ばしてあげようとすることの大切さ

石浜さんのお話を聞いていて、お米づくりは、例えば、稲が病気に弱くてダメだな〜など、稲のできないところや悪いところに目を向けるのではなく、稲のチカラを引き出して、どうしたら稲自身と田んぼ、自然のチカラで強く成長できるかな〜と稲を尊重しつつ一緒になって考えているように思いました。

私は、石浜さんのお話やお母さんの存在から、この「できないところ」に注目するのではなく、「できるところ」に注目して、それをどうしたらもっともっと伸びるようになるか考え、そこを一緒になって伸ばしてあげようと取り組むことが大事であると改めて思いました。

できないことや悪いところばかり見るのではなくて、できることや良いところを見てもっとよくなるように、私に何ができるかなって考える視点は、ものづくりだけでなく、子育てにも通ずるところがあるように感じました。

恋愛や家族も同じなのかもしれないなぁ

そして、恋愛も。

旦那さんに対して、「私は、○○してるのになんで、○○できないの?」とか、思ってしまう場面もあるかと思います。

ですが、そんなときこそ、旦那さんのいいところをもう一回見つけて、そのいいところどうやって私のチカラでもっと引き出して、○○ができるようになるかな、そして、もっともっと2人や家族にとって幸せを感じる彩り溢れた時間にすることができるかな〜などなど。

突然のサプライズの告白

そんなお話を聞いていたら、お料理が出てきました〜。美味しそうなお料理とごはんとスープが出てきました。

どれも、とってもおいしくてみんな黙々と食べてしまいました笑

インタビューをさせていただいた場所は、石浜さんのチョイス。

「よく、食べに来るんですか〜?」
「いや、お店の中には行くんだけど、食べたことないんです。」

アグクルメンバーの頭の中は、「?」がポンポン浮かんできました。

帰りの車の中で、
「実は、あのお店のごはんは、僕の家で作っているお米を使ってくれているんです。」

「えーーーー!!!!」
と車の中には、アグクルメンバーは驚きの声が響きわたりました。

「いつも、お店に配達には行くんだけど、食べたことなくて〜。ずっと気になっていたお店だったんです。ついに、食べられて良かった!」
と言ってました。

石浜さんの突然のサプライズの告白と、ずっと食べたかったお店に行くのに、私たちを選んでくださってとっても嬉しかったです。

実際に、おりぜの祖先であるお米を作ってくださっている方にお会いして、想いに触れて、これからもお米一粒一粒を大切にしながら、おりぜに命を吹き込みたいと思いました😊

ちなみに、「はぐくみ弁当」のお米は、全ておりぜと縁の深い石浜さんのお米が登場しています🌱

ぜひ、次回の「はぐくみ弁当」もよろしくお願いします❣

あやか

この記事の書き手は、おりぜを育てるアグクルメンバーのあやかこと佐藤綾香でした。

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