あやか
みなさん、こんにちは❣️
おりぜを子育てしています、あやかです。
この度、お子さま方にも、「おりぜ」を知ってもらいたいという想いから、絵本をつくることになりました!
その絵を担当するのは、アグクルのピンチヒッターで、私以上に、内にアグクルっぽさが溢れているゆうしさんです😆
絵本の中で、お米が糀になるところを描きたいと思いました。
しかし、おりぜを子育てしている私ですが、お米から糀になる過程は今まで知りませんでした😓
糀は製造技術が難しいため、プロである糀屋さんと協力をして製造しています。
そこで、アグクルで、絵本を描いているゆうしさんと米麹を作ってみました🎶
糀造りを通して、糀さんたちから多くの学びとたくさんの考える時間をもらいました🍀
今日は、その中からご紹介させていただきたいと思います!
甘く見ていた麹造り
まず糀の作り方です。
作る前に一度、作り方を勉強しました✍️
そのときは「なんかそんなに難しくなさそう〜」と甘い気持ちでいました。
ところが、いざやってみると、そう簡単にはうまくいかず…。
初めに苦戦したのは、種麹をお米に振りかけて、保温し、1回目の切り返しのときです。
本来ならばこの段階で、お米と麹がくっついて、お米が白くなり始めるはずでした。
しかし、私の糀たちとお米たちは、まだバラバラでした。
少し焦りを感じつつ、また保温します。
手入れ二回目である中仕事のときを待ちました。
本来ならばもうお米と麹がくっついて、お米にふさふさができているところです。
いざ蓋を開けてみると、またまたお米と麹はバラバラ状態です。
「とうとう、これは失敗したのではないか」
「なんで学んだものと違うの!」
「私がやり方間違えたのかな、それともこの麹が…」
私の頭の中はぐるぐるでした。
思うようにいかない麹たちに焦りと苛立ちを感じ始めてました。
「糀たちを信じてみようよ」の一言
もっと麹に手を入れようとしていたそのときです。
一緒に作っていた、ゆうしさんから一言。
「大丈夫。糀たちを信じて待ってみようよ。」
私は、この一言にハッとさせられました。
麹も人と同じで個性があること。
そして、成長するのにも麹それぞれであるということ。
同時に、私は母を思い浮かべました。
「糀づくり」と「子育て」は似ている
小学生の頃、私はかけ算を覚えるのが誰よりも遅くて、毎回、教室には残され、先生が母に伝え、家でも指導するように、連絡帳にまで書かれてしまったほどでした。
先生は、学校でまさに糀を作っているときの私のように、
「なんで周りのお友達たちはできてるのに、あやかさんは覚えられないの?」
「先生、教え方下手かな?」
「それとも、あやかさん、覚えることできないの?」など
焦りと苛立ちを私に当ててきていました。
当時、連絡帳に書かれたことで私が周りの子と同じようにできていないことを知られてしまいました。
そんなとき、母は「大丈夫。あやかならいつかできるから。自分のペースで覚えればいいの。」と私に一言。
余計なことは、口出さず、こうすれば、もっと効率的に覚えられるんじゃない?などもありませんでした。
ただただ、頑張って覚えようとしている私を見守り、信じて待っていてくれました。
糀を作りながら、糀づくりと子育ては、本当に近いモノがあるのだなぁと実感しました。
手を入れることは簡単だけど、信じて待つ。
これは、糀造りでも子育てでも大事なのではないかなと。
あやか
学校では、先生からの圧迫、煽りがあり、余計に焦ってしまっていて覚えられなかったけど、家では、母の一言で伸び伸びとでき、なんとか、かけ算のテストの日までに九九が言えるようになりました。
さて糀の話に戻します。
糀も余計に手を入れず、ただただ信じて待つことを決めた私たちは、何度も様子を見ながら待っていました。
すると突然のことでした。
最後の仕舞い仕事のときに、米と麹ががっちり結びついて、ふさふさになっていたのです!
麹を通して、信じ待つことの大切さを実感しました。
「求めすぎず、信じて待つ。」
これは、麹を作るのにも、子育てするにも、恋をするのにも大事かなと思った私でした笑
おりぜの子育てやおりぜとの恋も待つことを大切にこれからもっともっと大きな愛で育くんでいきたいと思います💕
これからも、アグクル一同皆さんにも愛を注いでいただけるようなアグクルを生み出していくのでよろしくお願いします😊
あやか